クソ田舎の某デパート
お昼休み、コンプレックス塗れの受付嬢様が近隣にて迷子の少年を保護☆
「僕〜、ママ何処行っちゃったの？」
・・・
「じゃあこれもらってもいい？？」
・・・
「お姉さん、こういうの嫌いなんだよね」
「分かるよね？？」
あぁ！！僕の大事なザリガニ様が！？？
でも怖くて何も言えない、言えるはずもない
こうして僕はパンプスフェチに、クラッシュフェチになりました
かかとがコツコツ鳴る度に魂は震え、恐怖と共にあそこが固くなる
永遠のマイナス（汚点、劣等感、背徳感、快楽）を与えてくれたあのお姉さん
決して綺麗ではないけれど、当時の僕にとっては絶大なる大人の魅力を持った
憧れのお姉さんでした
今頃、大好きな彼氏様とメンヘラを隠しながらも仲睦まじく、綺麗なマンションにて動物でも飼いながら
それはそれは楽しく暮らしている事でしょう
そろそろ子供が産まれたりなんかして。。
ただ一人、あの日のままこの場に残骸と共に取り残されたこの僕は
耐え難い寂しさ虚しさを同時に持て余しながら
誰にも届かない悲しみを謳いつつ、
こんな姿になってしまったザリガニ（友達）に嫉妬にも似た複雑な感情を覚え
彼らの残した精一杯の地面の染みに問いかけ続けている
以下略
嗚呼、何年経とうが忘れない
何度も脳裏で再生される最後の言葉は今もこの胸を
「ぐちゃぐちゃになっちゃった・・・ママには内緒にしといてね❤」
本当に踏まれるべきだったのはどこのどいつだ
きっと誰にも答えられない
永遠に
リクパン編・完
実績まとめ（リンク集）
https://ameblo.jp/kimetaro1208/entrylist.html
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